お疲れ様です、ワイです。
「デジモンストーリー タイムストレンジャー」をクリアしたので、
今回はクリア後の感想をまとめていきます。
本作はデジモン育成とRPG要素を中心に楽しめるシリーズ作品で、
前作からおよそ10年ぶりの新作ということで
大きな期待と少しの不安を持って遊んだ一作でした。
実際に最後まで遊んでみたところ、
一部気になる部分はあったものの、
デジモン好き、育成ゲーム好きにはたまらない傑作でした。
この記事では、ネタバレを極力避けつつ、
クリアしたからこそ分かる率直な感想を
「良かった点」「惜しい点」に分けて紹介していきます。
ゲーム概要

『デジモンストーリー タイムストレンジャー』は、
シリーズ最多450体以上のデジモンを育成・編成しながら物語を進めていく育成RPGです。
プレイヤーはデジモンとともに、「時間」をテーマにしたストーリーの謎に迫っていきます。
シリーズ経験者はもちろん、初めてのデジモンRPGとしても遊びやすい設計になっています。
| タイトル | デジモンストーリー タイムストレンジャー |
| ジャンル | 育成RPG |
| プレイ人数 | 1人 |
| 対応機種 | PlayStation®5/Xbox Series X|S/STEAM® |
【結論】デジモンストーリー タイムストレンジャーは面白い?

結論から言うと、「デジモンストーリー タイムストレンジャー」は、
育成ゲームが好きな人にはかなり満足度の高い一本でした。
デジモンファンにはうれしい、過去作やアニメのオマージュが随所にちりばめられており、
クリア後に振り返ってみてもプレイ中は何度もテンションが上がる場面がありました。
また、自分の思うように育てたデジモンが活躍する喜びや、
次はどんな進化先があるのかというワクワク感も強く、
シリーズ未プレイの方でも十分に楽しめる作品だと感じました。
全体的にとても面白いゲームではあるものの、
一部システムやUI面では少し気になる点もあります。
このあとは、実際にクリアまでプレイして感じた
「良かった点」「気になった点」をもう少し具体的にまとめていきます。
プレイ時間の目安|どれくらい遊べる?
私の実際のプレイ時間をもとに、
本作のボリューム感をまとめると、以下のような印象です。
なお、私はサイドミッションも可能な限り消化したうえでエンディングを迎えています。
そのため、メインストーリーのみのクリア時間はあくまで目安として参考にしてください。
- メインストーリーのみクリア:約60時間
- サイドミッションもある程度消化:約80時間
- クリア後の育成・図鑑埋めまで遊ぶ場合:100時間以上
育成要素の比重がかなり大きいため、
「どこまでやり込むか」でプレイ時間が大きく変わるゲームだと感じました。
時間をかけてじっくり育成したい人ほど、
満足度が高くなるタイプの作品です。
一方で、忙しくてあまりゲーム時間が取れない方は、
サイドミッションをある程度後回しにして
メインストーリー中心で進めても問題ありません。
難易度はいつでも変更できるため、
プレイスタイルに合わせて調整すればスムーズに進行できます。
また、ストーリーはチャプターごとに区切られているので、
まとまった時間が取れない方でも、
少しずつ進めやすい作りになっている点は安心できるポイントでした。
ここが良かった|プレイして感じた満足ポイント
① 新鮮さと懐かしさが同居する世界観

本作の世界観は、「現実世界」と「デジタルワールド」という
デジモンシリーズおなじみの構造をベースにしています。
ただし今作では、「デジタルワールド・イリアス」を舞台としており、
これまでのシリーズとは異なるデジタルワールドが描かれています。
そのため、デジモンシリーズ経験者でも新鮮な気持ちでプレイすることができました。
イリアスに生きるデジモンたちはもちろん、
物語の鍵を握るオリンポス十二神や敵デジモンたちも個性豊かで、
シリーズ未経験者でも世界観に入り込みやすい作りになっていると感じます。
一方で、シリーズファンにはうれしいオマージュも随所に散りばめられています。
デジタルワールドで最初に訪れるセントラルタウンでは、
アニメ『デジモンアドベンチャー』を彷彿とさせるデジモンたちの姿が見られますし、
物語終盤には過去作でおなじみのあのデジモンたちも登場します。
新規にも優しく、ファンにはしっかり刺さる。
このバランス感覚は、シリーズ作品としてかなり完成度が高いと感じました。
② テンポよく引き込まれる王道ストーリー

ストーリーは「時間」をテーマにした物語ですが、
奇をてらいすぎた内容ではなく、王道で分かりやすい展開が中心です。
テンポよく物語が進むためダレることが少なく、
次の展開が気になってついプレイを続けてしまいました。
物語の中では、デジモンと人間の「絆」や成長が丁寧に描かれており、
進行とともに主人公の背景や世界の謎が少しずつ明かされていきます。
その構成が非常にうまく、止め時を失う感覚がありました。
難易度も選択できるため、
お気に入りのデジモンをしっかり育てていれば
ストーリー攻略で詰まることは少ない印象です。
終盤はやや風呂敷を広げすぎた感もありますが、
それを補って余りある熱い展開が続き、個人的には大満足のストーリーでした。
③ 育成が止まらないシリーズ屈指の育成システム

個人的に、もっともハマった要素はデジモンの育成です。
シリーズ最多となる450体以上のデジモンが実装されており、
この数字を見ただけでも育成好きにはたまりません。
ストーリー中は、
「次はどんなデジモンに進化するのか」というワクワク感を常に感じられ、
クリア後も「次は誰を育てようか」と考える時間そのものが楽しい作りになっています。
今作では、各デジモンに固有スキルとアタッチメントスキルが用意されており、
アタッチメントスキルは自由に付け替えが可能です。
そのため、どのデジモンでも役割を持たせて活躍させることができます。
さらに性格や性格スキルといった要素もあり、
同じデジモンでも育て方次第でまったく別の性能に仕上がります。
「自分だけのデジモンを育てている感覚」が強く、
育成ゲームとしての完成度は非常に高いと感じました。
④ 快適さと戦略性を両立したバトルシステム

バトルは、シリーズおなじみのターン制コマンドバトルです。
特に良かった点は、バトルスピードを戦闘中に自由に変更できること。
1・2・3・5倍速に切り替えられ、オート戦闘も用意されているため、
雑魚戦は非常にテンポよく進めることができます。
一方でバトル内容はしっかり戦略的です。
ワクチン・データ・ウィルスの三すくみの相性に加え、
技ごとの属性相性も存在するため、
スキル構成やアイテム選択を考える楽しさがあります。
すべてのデジモンが持つ固有スキルには専用アニメーションが用意されており、
これがどれも非常に作り込まれています。
バトルスピードを上げすぎると見られない点だけは注意が必要ですが、
演出面でも満足度の高いバトルでした。
ここは少し惜しい|プレイして感じた気になったポイント
全体としては非常に満足度の高い作品でしたが、
プレイしていて「ここは少し気になったな」と感じた点もいくつかありました。
① サイドミッションは量が多め|作業感を覚える場面も
まず気になったのが、メインストーリーの合間に発生するサイドミッションです。
内容としては、いわゆるRPGによくある「お使い系」のミッションが多く、
物語後半になるにつれて数も増えていくため、
正直なところ少し作業感を覚える場面もありました。
特に私のように
「その時点で受注できるミッションはすべて消化してから進みたい」
というタイプのプレイヤーにとっては、
テンポが悪く感じてしまうかもしれません。
サイドミッション自体はクリア必須ではありませんが、
デジモンの進化条件にも関わるエージェントランクに影響する要素でもあるため、
もう少し遊びとしてのバリエーションがあると嬉しかったところです。
ただし、物語上重要なキャラクターを掘り下げる内容のミッションも多く、
ストーリー面では楽しめるものも少なくありません。
このあたりはまさに一長一短だと感じました。
② 育成が楽しいだけに惜しい|UIまわりの使いづらさ

本作はデジモンの育成がメインコンテンツとなるRPGですが、
その育成まわりのUIについては、少し使いづらさを感じる部分がありました。
特に気になったのが デジファーム です。
デジファームでは最大30体のデジモンを預けて、
特訓やエサやりを行うことができるのですが、
なぜかこの画面では 進化・退化が行えません。
育成や図鑑埋めをする上で、進化・退化はほぼ必須の要素です。
特に進化条件となるステータスまで特訓したあと、
そのまま進化させたい場面でも、
- 一度デジモンを手持ちに戻す
- デジファームを退出する
- 別画面で進化操作を行う
という手順を踏む必要があり、
この点は正直かなり手間に感じました。
さらに、デジファーム内では
「次の進化に必要なステータス」が確認できないため、
私は進化条件を紙にメモしてから育成する、
という少し昔ながらの方法で対応していました。
他にも、
- アイテムをまとめて使用できない
- スキルや装備のセットと進化・退化を同一画面で行えない
など、育成が楽しいだけに UIの惜しさが目立つ部分 もあった印象です。
③ 収集要素としては楽しいが|カードゲームは運要素が強め

もう一つ、少し惜しいと感じたのがカードゲーム要素です。
カードゲームは本作の収集コンテンツの一つで、
実装されているデジモンとほぼ同数のカードが用意されています。
フィールド上のNPCとカードバトルができるのも特徴です。
ただ、このカードバトル自体は
正直なところ 運ゲ でした。
ルールとしては、
- 5枚の手札から1枚ずつ場に出す
- 数値の大小や、ワクチン・データ・ウィルスの相性で勝敗が決まる
というシンプルなものなのですが、
体感では「明らかに弱いはずのカードが勝つ」場面も多く、
勝敗に納得しづらいことがありました。
また、最初の手札はランダムで配られ、
デッキを自分で組むこともできないため、
戦略を練る余地があまりないのも残念なポイントです。
メインコンテンツではないとはいえ、
もう少し戦略性があれば、
カードゲーム単体でも楽しめたのではないかなと思います。
とはいえ、収集自体はそこまで難しくなく、
トロフィーの対象にもなっていないため、
「デジモンワールド -next 0rder-」のように
苦行にならなかった点は素直に良かったと感じました。
こんな人におすすめ|デジモンストーリー タイムストレンジャーが刺さる人

デジモンが好きな人(シリーズファン・初心者どちらも)
言わずもがなですが、デジモンが好きな人にはぜひプレイしてほしい一本です。
過去作やアニメのオマージュが随所に散りばめられており、
シリーズを追ってきたファンほど「ニヤッ」とできる場面が多く用意されています。
一方で、本作オリジナルの舞台やキャラクターも丁寧に描かれているため、
これまでデジモンシリーズにあまり触れてこなかった人でも置いていかれることはありません。
登場するデジモン一体一体が生き生きとしており、
「デジモンってやっぱりいいな」と再認識できる作品だと感じました。
育成ゲームが好きな人(ポケモン・DQMが好きならハマる)
本作の最大の魅力は、やはりデジモンの育成システムです。
進化ルートの多さや育成の自由度が高く、
- 次はどのデジモンに進化させようか
- どういうスキル構成にしようか
と考えている時間がとにかく楽しい作品でした。
ポケモンやドラクエモンスターズなどの育成ゲームが好きな人には、かなり相性が良いと思います。
ただし、バトルはターン制のコマンドバトルなので、
アクション要素を求めている人や、コマンドバトルが苦手な人は
少しだけ好みが分かれるかもしれません。
ストーリー重視のRPGが好きな人
育成が注目されがちなシリーズですが、
今作はストーリー面も想像以上にしっかり作られていると感じました。
デジモンと人間の関係性や成長が丁寧に描かれており、
物語を追うこと自体がプレイのモチベーションになります。
ストーリーのボリュームも個人的にはちょうどよく、
長すぎてダレることも、短すぎて物足りなく感じることもありませんでした。
「育成だけでなく、RPGとしても楽しみたい」
そんな人にも十分おすすめできる内容です。
まとめ|デジモンストーリー タイムストレンジャーはこんな人に刺さる一本
「デジモンストーリー タイムストレンジャー」は、
育成の楽しさとRPGとしての完成度を高いレベルで両立した作品でした。
シリーズファンはもちろん、
これまでデジモンに触れてこなかった人でも
十分に楽しめる作りになっていると感じます。
一部UIやサイドミッションなど惜しい点はあるものの、
それを上回る育成の楽しさと世界観の魅力があり、
長く遊べる一本であることは間違いありません。
・デジモンが好き
・育成ゲームが好き
・じっくり遊べるRPGを探している
そんな人には、ぜひ一度プレイしてみてほしい作品です。